🔨①フライス盤XJ9512魔改造
ヤフオクにて5,000円で落札した三相一馬力のモーターの使い道を考えた末 これまたヤフオクにて40,000円で落札してしまった中華製フライス盤XJ9512に乗っける事にしました。このフライス盤随分長い間使ってなかったみたいで、テーブルのシャフトが、固着してまったくビクともしない状態で何とか修理し使えるようにしたんだけど、色々調べてたらH⇔Lの変速歯車が、樹脂製でよく破損トラブルが、有るのだとか、と云う事で、これに一馬力モーターを載せベルトドライブ化へ試行錯誤! オッサンでも何とか出来ました。
参考になればと思いモーターを取り付ける為の簡単な平面図をPDFにてダウンロードできるよう載せてあります。モータースライドプレート平面図
XJ9512改造
先ず、分解する前に作っておかないと、何もできなくなるので、・・このフライス盤に日立の一馬力三相モーターを載せる為のスライドモーターベースの作成だけど、8mmのエンドミルでも かなりフライス盤モーターが、悲鳴を上げで一向に進まない これの加工が、終わる迄 樹脂製の変速歯車が、もつかが、心配してたが、最後の仕上げ段階でやはり歯車が、逝ってしまいました。※コレットチャックも買わなきゃダメだよね!
古いベアリングを外す
フライス盤の主軸シャフトを手で回すと少し重いような気がするし、それに回転軸に遊びもあり少しゴロゴロガタつくので、ついでに安心のmade in Japan製NTNにベアリングも交換する事に・・ベアリングの型番を調べる目的とベルトドライブ化にする為にすべての変則ギアを取り外す事にしました。 結局安く買ったのは、いいけど完全分解魔改造整備する羽目になっちゃいました。
変速歯車 完全に死んでます。
見事に樹脂製の歯車が、壊れてますね。作業が、仕上げだけを残して壊れてくれたので不幸中の幸いでした。後の作業は、ヤスリで「はぁ~はぁ~(*´Д`)」し乍らなんとか終える事が、出来ました。
新しいベアリング
後日、注文しておいたベアリングが、届きました。左がテーパードベアリング30206で、主軸の下側に打ち込みます。右がボールベアリング 内径30×外径62×幅16mm 6206ZZで 主軸の上に打ち込みます。いずれもサイズは、同じです。
またまた一難
ベアリングを抜く際にキーのピンが、どんなにも抜けないので上部のキーピンをサンダー削りどうにか主軸を抜き 抜いてから下部のベアリングを抜く為にさらに変速歯車のキーもサンダーで削り旋盤で削ってならす羽目になりました。主軸の変速歯車はもう取り付けないので、そのままだけど上部のキーピンは、Vベルトプーリーを入れる為必要なので、削ってしまったキー溝を卓上旋盤に取り付けたスピンドルで同じ処に掘る事に
何とかそれなりに?
何とか6mmのキー溝を掘る事が出来ました。やれやれです。
ベアリング打ち込み
上部のベアリングを壊さない様にたまたま転がってたプーリを被せてハンマーで打ち込みました。下部のベアリングは、先ず外枠のみを同じ様に打ち込んでおきます。
主軸にベアリング打ち込み
主軸にベアリングの内輪を塩ビのパイプを使って打ち込みしました。
主軸の打ち込み
上の写真の主軸を下から入れて壊さない様に上部のベアリングの内枠に塩ビパイプを充てハンマーで叩いて、ガタや打ち込み具合を調整しながら慎重に打ち込みます。打ち込みが足らないとガタが、出るし、打ち込み過ぎると下部のテーパードベアリグ締まり過ぎて重くなるのと最悪ベアリングを破損するので慎重に(打ち込む前にグリスアップをしておく)
ブロック組み立て
歯車を抜くときに分割したブロックを組み立てします。 写真の通り変速レバー及びギアも組み込んでいません。変速ギアはCクリップを外せば簡単に抜くことができます。
諸々の組み立て
あとは、変速ギア以外の諸々の部品を記憶通りに組み立てて完成。モーターの組付けは、また次回に